
◆ゴールデンウィーク、子どもの入館が無料になります
対象期間:2019年4月27日(土)~5月6日(月・祝) ※終了しました
10日間、子ども(小中学生)250円の入館料がかかりません。
◆ゆきぐにかんクイズラリー
全問正解すると、くじびきができます。
クイズは1回100円ですが、入館券1枚につき2名まで無料でできます。
◆ゴールデンウィーク、子どもの入館が無料になります
対象期間:2019年4月27日(土)~5月6日(月・祝) ※終了しました
10日間、子ども(小中学生)250円の入館料がかかりません。
◆ゆきぐにかんクイズラリー
全問正解すると、くじびきができます。
クイズは1回100円ですが、入館券1枚につき2名まで無料でできます。
【期間】2019年4月25日(木)~6月4日(火)※終了しました
※木喰仏は5月1日(水)~6月4日(火)に公開しました。
5月6日(月・祝)午後2時より
郷土史研究家・池田亨さん(83)による講演会
「私たちの地域にある木喰仏」を開催します。 ※終了しました
県内外から12名の参加がありました。静岡市から来た30代の男性は「参加者から意見がたくさん出て面白かった。新しい情報を発見できる場でもあるのかなと興味深かった」と話していました。
全国各地を行脚し、一木作りの仏像類を千本以上も遺した木喰上人。文化2年(1805年)に湯沢町で刻んだ愛染明王像(個人所有)は、先祖代々の守り本尊として大切にされています。木喰仏を発掘・研究した柳宗悦は「民芸運動」も展開しており、民芸とは民衆的工芸を意味します。湯沢町にもかつて民芸があり、江戸時代から昭和中期頃まで「三俣細工」と呼ばれる膳などの木工品が生産販売されていました。膳類は八木沢で作られており、「八木沢膳」とも呼ばれました。今や貴重な八木沢膳や木鉢、杓子などを展示します。
◆木喰上人作 愛染明王像
文化2年10月下旬、湯沢に暫く留錫(りゅうしゃく)(行脚中の僧が寺にとどまる)した木喰(五行明満)上人は、昔染め物屋を業としていた「藤八ドン」に投宿して10月18日に地蔵尊、同20日に愛染明王を彫りました。愛染明王は平成2年12月12日、湯沢町の文化財に指定されました。
品質、形状・・・銀杏の一本づくり
寸法・・・たて64cm(台座4.5cm、かめ23cm、像36.5cm)
地域史研究家の池田亨さん(83)は「愛染明王は、全国をいくら探しても、湯沢を含めて2体しか存在しない。大黒様だったら、いくらでもあるのだけれども。染物屋をしていた家に残っているからなのだろう。長い滞在になり、家人に頼まれて彫ったのではないか」と考察する。
愛染明王像(撮影日:昭和46年12月22日、撮影者:池田亨さん)
愛染明王像の所有者は、町内在住の60代男性。約30年前まで、築100年以上の茅葺(かやぶき)屋根の家屋に住んでいた。像は囲炉裏(いろり)の煙で燻(いぶ)されて黒くなっている。「そのおかげで虫に食われたりしておらず、保存状態が良い」と男性は話す。(撮影日:昭和50年代)
◆まぼろしの八木沢膳
膳類・重箱をはじめとする指物大工が作る製品を、店を構え販売したのは八木沢の三軒<中略>関六屋(弥三治)・有馬屋(九八郎)・関祖屋(弥五郎)である。(中略)指物職人がいた家は六軒であった。昭和初期の最盛期には指物師・塗師・木挽など職人衆は、丁稚奉公人を含めて六軒で二十五人ほどいた。<中略>
八木沢膳の歴史は、江戸の中頃から昭和の中頃までとすれば百七十年の永きにわたる盛衰があるが、その詳細についての書き付けもなく、各店からは曾爺さんのころ以後の状況しか聞き出すことができない。そして、再び八木沢膳の製造が始められることも考えられず、今となっては「まぼろしの八木沢膳」である。
(『ふるさとシリーズ1‐三国街道の宿場の村‐湯沢町三俣』抜粋部分の著者:樋口良一)
【開催期間】平成31年3月28日(木)から4月23日(火)まで ※終了しました
川上四郎の「童画」から、春の作品を選んで展示します。川上は1889年11月に古志郡(現・長岡市)で生まれ、子ども向けの絵本などで多くの作品を残しました。東京に住んでいたものの、戦争のとき湯沢町へ疎開して以来、晩年まで湯沢町で暮らしました。
※展示作品は全て「復彩画」になります。
【展示作品タイトル】
「小鳥の巣」「早春」「はるかぜそよかぜ」「春になる」「村の春」「高原春色」「やぎの親子」「えんそく」「春の小川」「学校がえり」
3階フロアに「川上四郎が描いたファンタジー」をテーマに6点。「森の楽団」「笛吹く少女」「どんぐりころころ」「水の中のまち」「鯉のぼりの旅」「しょじょ寺の狸ばやし」
特別企画展「川上四郎が描く春」に10点、「川上四郎が描くファンタジー」に6点、常設展示内などに8点、合計24点の作品(全て「復彩画」)をご覧いただけます。 ※なお、著作権の都合上、作品単体での撮影はご遠慮くださいますよう、お願いいたします。
【開催期間】平成30年12月20日(木)から平成31年3月26日(火)まで ※終了しました
昔のお正月は、どんな様子だったのでしょうか?
土樽在住のキヨコさん(84)は、こう言います。「正月を迎えるがんに、家中がごっつぉをこしゃう(=ごちそうを作る)。餅米をほとばしたり(=水に漬けたり)、支度に手間がかかって、女しょはなんぎだったて(=女性たちは苦労をしたのよ)。29日には必ず、家中の煤掃きをした」。
神立在住のモリオさん(87)は「昔は今みたいに遊びが無かったすけ(=無かったから)、若えしょ(=若い人たち)は15人くれえ集まって、百人一首を正月にやった。楽しみだったて。おらあ、今でも百人一首をたまにながめるぜ」と話しました。
小正月には「鳥追い行事」がありました=写真。昭和30年頃=。湯沢では1月14日の夜から15日にかけて雪上で行われました。現在も地区行事で行われていますが、昔の風情とは違うようです。
町並みも、私たちも、変化した現在。当時の人々がどのように暮らしていたか、写真や文章から想像してみませんか。現在とは違う豊かさを感じていただけるのではと思います。
おかげさまで、市内外から約20名から参加していただきました。町内から参加した70代女性は「自分は秋田の出身で、雪国だから同じなのかなと思って聞いたけど、知らない話が多くて驚いた」と話していました。
イベント情報をメールでお知らせします。ご希望の方はタイトル「イベント情報希望」として、yukigunikan@e-yuzawa.gr.jp へメールください。
【日時】平成31年1月3日(木)午後2時より ※終了しました
湯沢町出身・在住の田村正夫さん(87)=写真右=、魚沼市出身・湯沢町在住の小林守雄さん(87)=写真中央=、津南町出身・在住の石沢今朝松さん(88)=写真左=が、昔、どのように暮らしていたかを語ります。
「88年も生きてきた、そういう経験を後生の人たちに向けて話したい」と石沢さん。小林さんと田村さんも「いまの人にたまげられるような話をしたい」と意気込んでいます。ぜひご来館ください。